こんにちは、不妊治療中のもぐら子です。
不妊治療専門クリニックに転院するも、初診時に受けた子宮頸がん検診でひっかかり、まさかの不妊治療中断となった私。
同時に「がん」という言葉のインパクトに心おののきながら、精密検査を受けに別の病院へ足を運ぶのでした‥。
子宮頸がん再検査、総合病院を即受診
不妊治療専門クリニックで再検査受診をすすめられた翌日、別の総合病院を受診しました。
そこは老舗の病院という感じで、看護師さんの雰囲気も不妊治療専門院とは違っていて、年配でベテランの人が多かったです。
その日は男性の先生で、HPVの型番検査をするよう言われました。
本当ならコルポ検診という子宮頸部の細胞をチョキっと切り取って細胞診に出す検査を受けなければいけないけど、曜日が決まっているとか‥
しかもその検査は生理中受けられないとのことで、タイミング悪く受けられるのは約2週間後になってしまいました。
その日はHPVの型番検査で、子宮頸がん検診と同じような軽く子宮頸部をブラシでこすって細胞を取る処置をしました。(違和感があるけど、痛くはない。膣を広げるクスコが少し痛い)
この生殺し状態のまま2週間‥。
不安になりながらも次の検査を待ちました。
ちなみにこの間に生理が来ました。不妊治療中でもちろんタイミングをとっていたのですか、当たり前のように撃沈‥。
次の検査で「先生、妊娠してしまったんですがどうしましょう」となったらどうしようかなと勝手に少し思っていましたが、いらぬ心配でした。
恐怖の子宮頸がんコルポ検診
そして迎えたコルポ検診当日。
実は前回の受診で、看護師さんからコルポ検診の準備をしてくるように言われました。
それはナプキンを持ってくること。
細胞を切り取るので、血が出るそうです。
ネットで調べると、結構痛いという声がチラホラ。細胞を切り取るって、確かに恐ろしいですよね。
実際の手順は、こんな感じです。
- 内診台にあがる
- クスコで膣を広げる
- 子宮頸部を薬で染色し、細胞を観察
- 子宮頸部の細胞をいくつか切り取る
- 検査後に止血綿を入れる
痛さは、私は思ったよりは大丈夫でした。
確かに痛いんですけど、長い間クスコで膣を広げている違和感と痛さが勝った感じです。
早く終わって〜と検査中思っていました。
とても丁寧な看護師さんで、終わった後「つらかったね、よく頑張りました」と労いの言葉をかけて下さいました。さすがベテランです。
検査後、15分くらいに再度内診台にあがり止血確認をします。止まっていなければ再度止血綿を入れ、数分後チェックして止血してから帰れる仕組みのようです。
ちなみに検査当日は少し出血があるので、自転車や飲酒、お風呂は避けるよう言われました。(シャワーはOK)
HPV検査・コルポ検診の結果
さて、実はコルポ検診前に前回のHPV検査結果の説明がありました。
結果は16型と18型は陰性だけど、そのほかの有害な型が陽性とのこと。
なにやら、HPVにも複数の型があるらしく、その中でもがんを引き起こす悪い型が16型と18型のようで。
ただ16と18型以外にも有害な型というのがあるらしく、その「その他」の方に引っかかってしまいました。
ここに引っかかった人は、再度より詳しいHPV型番検査を受ける必要があるそうで。コルポ検診の前にそちらの検体も採取しました。
ウイルスの型番とか、聞き慣れない言葉を言われると急に不安になりますよね。
そして、コルポ検診の結果。
検体の結果自体は3週間後に分かるそうですが、画像を見たところ、子宮口付近が白くなっていたり、血管が浮き出ているとのこと。これは、異形成の所見だそうです‥。
私も画像を見せてもらいましたが、確かに白っぽかったです。これ、異常なんだ‥がくぜんとしました。
そして、不妊治療を続けてもいいか聞いてみました。
回答としては、今回の所見はすごく悪いという所見ではないため、不妊治療自体は継続可能と思われるが、念のため今回の結果が出てから不妊治療を再開するのが望ましいとのこと。
ちなみに私の状態だと、すぐに妊娠できなくなるまで悪化する、ということはあるのでしょうか‥とも質問してみました。
すると、中等度異形成以下はがんに移行する場合も数年かけて移行することが多いそうで。
そして迎えたHPVの詳細な型番の検査結果発表の日。
ハイリスクHPVである31型と58型が検出されたとのことで、対応としては3ヶ月後の再検査となりました‥。
3ヶ月後といえば、再検査の間隔としてはなかなか油断はできなさそうな短期間に感じました。
ただ、不妊治療は再開OKとのことで、紹介状を書いてもらい不妊治療専門院に戻ることが出来たのでした‥。
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