不妊治療中のもぐら子です。
私は現在1年とちょっと妊活を続けていますが、通院している病院は3つ目です。
それぞれの病院で行った治療や、転院した理由を書いてみたいと思います。
病院① 一般のAレディースクリニック
不妊治療をしようと思い立って、最初に受診したのは一般のレディースクリニックでした。
婦人科系のクリニックっていろいろ種類があります。
- 婦人科クリニック
- 産婦人科クリニック
- 不妊治療専門クリニック
- 病院の婦人科
- 病院の産婦人科
- 病院の不妊治療専門外来
まず大きく分けて「クリニック」か「病院」どちらかです。
個人的なイメージ的としては、
- クリニック→先生が1〜2人くらいでやっている小さい所。数が沢山ある。
- 病院→診療科が複数あり先生も多い大きな所。数が少ない。
という感じ。
気になって調べてみると、クリニックと病院の違いって医療法という法律で定められているみたいです。
医療法により「病院」の定義は「20床(しょう)以上の入院施設を持つ医療機関」と定められています。(医療法第1条の5第1項)つまり入院患者のベット数が20以上の、比較的規模の大きい医療機関を指します。
クリニックについては無床もしくは「19床以下のもの」となっています。(医療法第1条の5第2項)
人間ドック・健診マーソより引用https://www.mrso.jp/dock/hospandclinic.html
ベッドの数で決まるんですね。
話が逸れましたが、私はまず「病院」ではなく「クリニック」に行きました。
病院は遠いし、重い病気でかかるイメージがあったので‥。
クリニックの中にも種類があります。
婦人科系の病気を幅広くみる婦人科クリニック、お産まで扱っている産婦人科クリニック、不妊治療に特化した不妊治療専門クリニックがあります。
このころの私は妊活を始めたばかりで、自分が不妊なのかどうか分からない状態でした。
いきなり不妊治療専門クリニックはハードルが高いし、「あなたは対象じゃないですよ」なんて門前払いされたら怖いし‥
ということでまずは一般の婦人科クリニック(Aクリニック)に行ってみることにしました。
ここで受けた治療は、一般的な血液検査とタイミング法。
不妊治療の詳しい血液検査や体外受精などの高度な不妊治療はAクリニックでは扱っていませんでした。
不妊治療の治療方法についてはこちら↓
Aクリニックでは5ヶ月間治療を受けて転院しました。
転院の理由は、5ヶ月まったく妊娠の兆候がなく、もしや自分にはこのクリニックでは見つからないような不妊の原因があるのでは‥?!と疑問に思ったから。
詳しい検査を受けられる不妊治療専門クリニックに転院をすることにしました。
病院② 不妊治療専門のBクリニック
家から近い不妊治療専門のBクリニックに転院しました。
近くにあるので前々からそのクリニックの存在は知っていました。
たまたま私の家に近かったのですが、Bクリニックは遠くの県からも人が訪れるような有名なクリニックでした。
そして、私はBクリニックに足を運ぶ前に不妊治療クリニックとはどんな所かネットでリサーチしました。
(余談ですが、私は知らない番号から着信があったらネットでその番号を検索してからかけ直すビビリ屋です‥)
不妊治療専門のクリニックには、大きく分けて「自然派」と「薬を使う派」があるようです。
ざっくりとですがそれぞれを説明すると、
- 自然派のクリニック →なるべく薬を使わず、自然の周期を重視した治療を行う。
- 薬を使う派のクリニック →科学的な根拠を重視して、薬を使って妊娠しやすい状態を作る。
というような感じです。
このBクリニックは自然派のクリニックでした。
私は初めての不妊治療専門クリニックだから、なんとなく自然のほうがいいかなと思い納得して転院しました。
私はまだタイミング法を行なっている段階でしたが、実は不妊治療専門クリニックに通う患者のほとんどは体外受精を行っています。
私はわりと早い段階で不妊治療専門クリニックの扉をたたいた方でした。
Bクリニックに転院して良かったことは、不妊治療に特化した様々な検査を受けられたことです。
具体的にはAMHやビタミンD検査など、不妊治療を専門として扱っているからこその知見や最新の情報を持っていました。
ですが私はBクリニックから4ヶ月で転院することになります。
転院の理由は、自分には自然周期よりも薬を使った治療が合っているような気がしたからです。
実際の症状や考察については、今後の記事で書いていきます。
また、このクリニックの先生や雰囲気が少し苦手だったのも少し転院の理由としてあります。
病院③ 不妊治療専門のCクリニック
現在通っているクリニックです。
家から少し離れていますが、こちらも有名な不妊治療専門クリニックです。
前に通っていたBクリニックとの違いは、薬を使った治療を行うこと。
現在、通い始めて2ヶ月ほどですが本当に薬をガンガン使います。
不妊治療をしていない頃は、風邪をひいてもあまり薬を飲まなかったり生理痛がひどくても痛み止めは極力避けたりする人間でした。
薬という人工的な物質が体の中に入ることは最小限にしたいと思っていました。
しかし今は、不妊治療に薬が使えて嬉しさすらあります。
それは体が反応しているのが分かるから。
残念ながら現時点で妊娠はしていませんが、卵の育ち具合が格段に良くなったことが実感できています。
私には薬が必要だった、と思っています。
ただ薬が必要かどうかはその人の状況によって異なるようです。
私はたまたま薬が効いたのですが、薬の効きが悪い方は自然派の方が合っている場合もあるそうです。
3つのクリニックに通った経験から伝えたいこと
私が3つの特徴の異なるクリニックに通った経験から言えることがあります。
もしあなたが現在不妊治療をしていたり、不妊治療クリニックに通おうと思っている方ならば知っておいて欲しいです。
それは、
【自分の体は自分が1番良く知ってる】
ということ。
当たり前のことなんですが、不妊治療って日々新しい技術や検査が出てきたり、ホルモン作用など理解が難しいことがめちゃくちゃ沢山関わってきます。
なのでお医者さんの言っていることが絶対正しい!と100%従いがちだと思います。
私も最初はそうでした。
今ももちろんお医者さんの言うことに従って動いているのですが、自分の頭でも考えるようになりました。
お医者さんの方針に完全に納得できたか‥?
他の治療法を提案するクリニックはないか‥?
次から次にドクターショッピングをする必要は無いのですが、少しでも違和感を感じたら早い段階から転院という選択肢も思い出してください。
時間は有限です。
考えずに後悔するよりも、考えに考えた結果の方が後悔が少ないはずです。
1人のお医者さんが、目の前の患者のカルテを見る時間はきっとせいぜい5分くらい。
カルテにのっていない情報も結びつけて総合的に考えられるのは自分自身だけです。
どうかこれをきっかけに、
「いまの治療に自分は心から納得しているか?続けていて結果が出そうか?」
を自分に問いかけてみてください。
私が不妊治療をはじめたきっかけはこちら↓
コメント