こんにちは、妊活中のもぐら子です!
「排卵日にタイミングをとれないかも?!」
妊活中の皆様、こんな事態に陥ったことはありますか?
1ヶ月に1度の待ちに待った正念場、排卵日。
ただし妊活を何ヶ月か続けてくると、夫婦の予定が合わないことが出てきます。
などなど‥。
妊活4周期目の排卵日付近は、トラブル続きの怒涛の1週間でした。
本日は、排卵日にタイミングがとれないかもという事態を何とか乗り切った方法について書きます。
前回のお話はこちら↓
前回の卵胞チェックから4日後(生理から19日目)。
またまたクリニックにやって来ました。
前回、先生に言われた言葉「今回はリセットすべきかも」が頭の中にずっと居座り、不安な4日間を過ごしました。
この日も、頸管粘液の検査を行いました。
そのあとはドキドキの内診です。
先生「うん、よし‥」
先生は内診中にこれがこうとあまり詳しく説明してくれないことも多いので、その反応どっちなの?!という気持ちで聞いていることも多いです。
そして内診後の診察で‥。
先生「今回は左から排卵しそうです。2つ大きくなっているのがあって、1つは17mmくらい。」
なんと!今回排卵できそうな卵が育っていました!
今周期を無駄にしなくて済みそうなことが分かり安堵するわたしでした。
先生「念のため、3日後くらいにまた来れる?」
あっ!
実はこの2日後から夫とオーストラリアへの海外旅行を予定していたわたし。
受診はなんとか被らずうまく切り抜けられるかなと思ったのですが‥。
きっと、私の卵は前回の診察では全然成長しなかったのに今回の診察で急成長したので、先生からちゃんと育つかまだ信用が得られていないのだろうと思いました。
私「実は、3日後から海外旅行を予定していまして‥。」
先生「あ、そうなんだ。じゃあまぁいいかな。排卵後に見せに来てもらうので。このままいくと3〜4日後に排卵なので、タイミングをとって下さい。6日後くらいにちゃんと排卵したか見たいので来れますか?」
私「最短で受診できるのが8日後になってしまうのですが‥」
先生「わかりました。じゃあその日に予約とって帰ってね。」
なんともあっさり許可がでました。
そりゃ今考えると、別に妊娠しているわけでもないし先生が反対する理由もないんですけどね。
そのころは妊活について分からないことも多すぎて、先生の指示通りやらなきゃ!って気持ちがとても強かったです。
先生の指定した日にちに受診できないと妊娠が遠ざかる、そんな感覚でした。
でも先生からしたらタイミング法で受診している今の私にできることは、卵の大きさを確認すること。
人工授精や体外受精と違って受診時をガッチリ指定する必要性もないし、あとはあなたたち夫婦の頑張りです、ってな感じですよね。
前回のまったく同じ治療なので、お会計も前回とまったく同じ2,000円。
受診を指定された日に行けず少し焦りましたが、前々から楽しみにしていた海外旅行なので今月くらいはいいか!と前向きな気持ちで帰宅しました。
結果が出ない妊活のことをひとときでも忘れて、いそいそと準備をしていた旅行前日に、発熱。
朝になんかイヤ〜な雰囲気はしていました。
風邪の時にしか出ない、気のせいではない悪寒。
頭痛や胃痛なんかは普段でもよくある症状ですが、背筋がゾワワっと寒くなるあの悪寒は私は風邪の時にしかでません。
熱を計ると37度。
やばい‥!
直感的にそう思いました。
でも今まで遠足や修学旅行、友達との旅行前に風邪をひいたことなんかないし(今思えば全く関係ない)、きっと大丈夫なはず!
そう思い午前中は布団にくるまって安静にするも、努力虚しく‥
お昼にはなんと熱が39度まで上昇。
体温を見た瞬間スッ、と冷静になる自分がいました。
旅行にかなりのお金をかけている、もうキャンセルできない、お金を無駄にしないために私は今何をしたらいいのか‥。
ケチケチ魂(よく言えば堅実)が働き、すぐに病院に行って薬を貰おう!と思い受診。
幸い翌日の出発予定は夕方から。
薬が効いて1日休めば良くなるのでは‥?!そんな期待を込めて、午後もやっている病院を見つけて駆け込むのでした。
4月だというのに厚手のニットとボアジャンパーの保温ばっちりコーデに身を包み、ニット帽とマスクを着け急いで家を飛び出しました。
このあとさらなる災難が自分に降りかかることは全く知らずに‥。
まずひとつ目の災難。
病院は自宅から徒歩15分ほどだったのですが、39度の熱があった私は自宅近くでタクシーを拾おうとしました。
しかし全然、タクシーがいない。
それだけならまだしも、まさかの乗車拒否。
ニット帽にマスクのあからさまに病人コーデが、運転手さんと目があったのに見事にスルーされた原因でしょう‥。
仕方なく重い体に鞭を打ち徒歩で病院に向かいました。
ここで2つ目の災難。
病院がまさかの空いてない。
受付のお姉さん「外来の受付は午前までなんです‥え?ホームページに記載があった?午後はご予約の方用ですね」
ショック。
ちゃんとホームページで確認して来たのに‥まさかの受診できず。
しかし海外旅行への執念で気をとりなおし、他の病院を探しました。
運良く徒歩10分くらいの所に午後空いている病院が見つかり、重い足取りで向かった結果受診ができたのでした‥。
ちなみにこの病院でもプチ災難があり、
「旅行で飛行機に乗る予定があるので、インフルエンザの検査をして欲しい」
と頼むと看護師さんになぜかキレられるという‥。
なんか地雷踏んじゃったんでしょうか。
インフルだったらさすがに他の人に移してしまうので旅行はキャンセルしようと思っていました。
結局インフルは陰性、以前溶連菌にかかったことがあるという話をしたら、抗生剤を処方されました。
速攻で帰宅し薬を飲んでベッドにイン。
大人しくしていたら、翌日には36度台まで熱が下がり海外旅行は決行となったのでした‥。
熱が出た時は正直、妊活のことを忘れていました。
ただ熱が下がるにつれ徐々に冷静になっていき‥
「この状態でタイミングとれるのか?!」
と不安が押し寄せて来ました。
旅行に旅立った直後は、「今期は無理しないでおこう‥」と思っていたのですが体調が良くなるにつれ「今期も無駄にしたくない!」という思いがモリモリ出てきました。
そして、病院の先生に指定されたタイミングから少し後倒しにはなったものの無事タイミングをとることに成功。
基礎体温も排卵検査薬も持って行っていたので、オーストラリアでも妊活‥とちょっと現実に引き戻される感はありましたが、背に腹は変えられません。
ただ発熱の影響で、基礎体温のグラフはよく分からないことになっていましたが。
ちなみに余談ですが、オーストラリアは薬の持ち込みが厳しいことで有名です。
もし検査で止められたら‥とか検疫で質問攻めにあったら‥とビクビクしていました。
まず熱は抗生剤で十分下がり、サーモグラフィーの検査は問題なし。
そして肝心の検疫も、なにも聞かれることなく通過できたのです (薬の持ち込みを申告していたにもかかわらず)
オーストラリアの検疫厳しい説、実は都市伝説だったのか‥?
とにかく無事に海外旅行は楽しめて、タイミングもなんとかとれた怒涛の1週間を過ごしたのでした。