こんにちは、不妊治療中のもぐら子です。
突然ですが、タイミング法って難しいですよね。
法って名前がついた割にはかなり自然妊娠に近い方法で、そんなに体への負担は大きくないと思いきや。
私はタイミング法をしている時にある負担を感じていたので、そのことについて今日は書いてみようと思います。
前回のお話はこちら↓
ご存知の方が多いと思われるタイミング法。なぜなら妊活や不妊治療を始める方の多くがタイミング法を経ているから。
エコーで卵胞の大きさを調べて排卵日を予測し、それに合わせてタイミングをとる治療法です。
排卵誘発剤や黄体ホルモンのお薬や注射が処方されながら行う人もいますし、処方されない人もいます。
人工授精が子宮頸管を超えて子宮内に精子を入れる治療、体外受精が卵子と精子を体の外で取り出して子宮内に戻す治療ということを考えると、
タイミング法では精子は自力で子宮頸管を通り抜けて子宮内に到達しなければならないので、ほぼ自然に近い方法といえます。
病院に行かずに自己タイミング法で妊娠できず、病院のタイミング法で妊娠できたという方は、自己タイミングで予測していた排卵日がズレていたという可能性があります。
逆に病院でしばらくタイミング指導を受けても妊娠できない場合、タイミングがズレている以外の不妊の原因があることになります。
さて、自然妊娠に最も近い不妊治療であるタイミング法、もちろん体への負担は最も少ないと言えるのですが、難しい部分を感じたことはありませんか?
私がタイミング法をしていて難しい、と感じた点はこれらです。
多かれ少なかれ、この点には色々な人が頭を悩ませ、様々工夫をされてきているのではないでしょうか。
「指定日にタイミングをとる」問題。
いままで好き勝手、気が向いた時にタイミングを取ってきた夫婦からすれば違和感もあり、雰囲気が今までと同じとはいかない場合も多いと思います。
そもそも2日に1回とか、3日に1回とか頻繁にタイミングを取れていればタイミングは気にする必要がないのでしょうが‥
なかなかそうもいきませんよね。
夫からのクレームもあるかもしれません。
それでも渾々とタイミングを合わせる必要を唱え、必要性を理解して乗り越えるしかない問題でもあります。
お医者さんの言うことは絶対です。
そりゃあ、エコーで正確な情報が得られているんだから当たり前ですよね。
でも卵は自分の都合通り大きくなってくれません‥
なかなか卵が大きくならなくて何回も通院する場合もあるでしょうし、小さかった卵がある日急激に大きくなっている場合もあるという読めない相手です。
受診したら、「今日の夜タイミングとって」と急に言われることもしばしば。
排卵日付近は常に気を張って過ごしている気がします。
タイミング法をしている方は、排卵日を予測することがとにかく重要ですよね。
排卵日からズレていたら、1ヶ月の努力が無駄になるというか何というか‥。
出来る限り正確に排卵日を予測したい!って思う方が多いと思います。
私も病院と排卵検査薬、基礎体温を併用していました。
アプリの排卵日予測を使っていたり、おりものの変化で排卵日を予測している方もいると思います。
それぞれちょっとずつ結果が違ったりして、私は頭を悩ませることもありました‥。
理論的にはお医者さんに見てもらうエコーが最も正しいのでしょうが、お医者さんに指示してもらってもなかなか妊娠しない場合、ほかのツールも試してみたくなりますよね。
しだいに自分に合った排卵日予測法が分かってくるかもしれませんが、しばらくはデータ分析が必要になるでしょう。
以上、私がタイミング法をしていて難しいと感じた点をお伝えしました。
それぞれの問題は人によってはとても重要な問題だったり、克服が難しい問題だったりすると思います。
私の場合は、回数を重ねるごとに心の負担は少しずつ減っていったように思います。
それは夫と根気強く話し合ったり、このあたりと事前にアポを押さえておいたり、自分に合うツールを探してみたりしたからだと思います。
タイミング法が辛い、夫とのケンカが多くなったという方もいるかもしれません。
私のように回を重ねるごと、対処を学んでいけたケースもあるので、いままさにタイミング法で悩まれている方がいれば少しでも参考になればと思います。