こんにちは、不妊治療中のもぐら子です。
クラミジア検査、みなさんは受けたことがありますか?
不妊治療をしている方ならば、受けたことがある方が多いかもしれません。
本日はクラミジア検査の方法や結果、血液検査でクラミジアの感染有無が分かる理由を書いていきます!
前回のお話はこちら↓
ふつうの婦人科で4周期タイミング指導を受け、ついに不妊治療専門クリニックへの転院を決意した私。
卵管通水検査を受けるために、クラミジア検査をしていました。
卵管通水検査は、子宮と卵巣をつなぐ卵管が詰まっていないかを調べる検査です。
クラミジアに感染していると、卵管通水検査の時に膣にいたクラミジアをお腹の中に広げてしまうことになるのだそう‥
(おそろしい!)
ということで、卵管の検査をする前にはクラミジアの検査を受けなければいけないそうです。
「膣内の細胞かなにかを採取するのかな?」
と思っていたのですが、指示されたのは血液検査。
数日後に結果がわかるそうです。
実際には膣分泌物などを採取して検査する方法もあるようですが、私の場合は血液検査でした。
クラミジアが何か、ご存知ですか?
私の知識は、性行為でうつる、まあまあ怖い病気、というくらいでした。
クラミジアは実は、日本で最も多い性感染症(STD) だそうです。
感染はやはり性行為が主で、粘膜や分泌物を介して感染することが多いようです。
怖いのは、女性は無症状のまま菌を持っていることが多いということ‥!
痛いとか、かゆいとか、そんなことを感じる間もなくパートナーにうつしてしまうということがあるということです‥。
治療は、抗生物質を1週間程度飲むのだそう。
クラミジア、実は不妊と大きな関係がある病気なのです。
クラミジアが卵管に到達すると卵管炎を起こし、卵管が閉塞してしまうのです。両方の卵管が通っていなければ、自然妊娠はできません。
若い人のどれだけが、この知識を知っているのでしょうか?私だって、不妊治療をして初めて知ったことが多いです。
私はクラミジアの感染有無を調べるために血液検査をしたのですが、
「なんで膣内の感染を調べるために、血液検査をするの?」
と疑問に思っていました。
調べてみると、女性は膣分泌物で検査する方法と、血液で検査する方法の2パターンがある模様。
血液検査では、クラミジアにかかった時にできる抗体を調べているのですね。
アレルギーにも即時型アレルギーと遅延型アレルギーがありますが、クラミジアについてもIgA抗体とIgG抗体というのを調べて、
最近かかったのか(IgA抗体のみが陽性)、過去感染していたのか(IgG抗体が陽性)がわかるようです。
クラミジア検査の結果は、陰性でした。
ほっとしました‥。
もし陽性だったとしたら、私か夫どちらが原因かはわからないにしろ、伝える時に何らかの気まずさを想像していたので。
と同時に、もし陽性の場合治療が必要だったりと、不妊治療を進める上ではクリアしなければいけない条件 (他にも風疹抗体検査など)が結構多いですよね‥。
こういうのって、不妊治療を始める前に知っていたら、周期を無駄にせずにできたのに‥って思うことありますよね。
妊活開始前の方は、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。